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2010年5月16日 (日)

モーセの山

「ジェベル・ムーサ」(シナイ山)は、シナイ半島の南端にあります。

「モーセの山」と呼ばれてきたのは、もちろん預言者モーセとの縁によります。

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およそ紀元前1300年のことです。

モーセはここで「ヤハウェ」と出会いました。

その場所を記念して建立されたのが「セント・カタリーナ修道院」です。

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標高約1000mの厳しい環境に建つ修道院ですが、外敵を阻むために高い堅牢な塀で囲まれています。

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内部の展示コーナーには、ナポレオンやヒトラー等の時の権力者がこの修道院を守ることを約束した書面が飾られていました。

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モーセが見た、「燃える柴」といわれている不思議な植物が中庭にあります。

多くの人々が試みたようですが、この場所以外に根付いた例はないそうです。

Img0009 シナイ登山の拠点は、石造りの宿舎でした。

五つ星ホテルだそうです。

自家発電機が何度も止まり、暖房も明かりもその都度消えてしまいます。

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山頂で朝日を見るために、出発は午前2時。

頂上付近が氷結している場合は引き返すという条件で登り始めました。

気温は零下10度くらいでしたが、激しい風が吹いていたので体感温度は零下20度くらいに感じました。

降るような満天の星空の中をひたすら登り続け、日の出前になんとか山頂にたどり着きました。

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モーセが「十戒」を授かったシナイ山頂の眺望です。

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ちょうど朝日がのぼる頃地平線近くの視界がよくなり、日の出を見ることが出来ました。

冬は天候不良でなかなか見ることができないと聞いていたのでラッキーだったのでしょう。

Img0022山頂に小さなチャペルがありました。

サンタ・カタリナ修道院の修道士達が資材を運びあげ、歳月を重ねて苦労の末完成させたそうです。

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振り返ると、世界中からこの山を目指した人々が朝日に照らされていました。

国や民族を超える力が、この山に宿っていることを実感しました。

とびっきりの、パワースポットです。

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「シナイ」、なんという素敵な名前なのでしょう!

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