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2010年5月23日 (日)

レンブラント

旅の途中で立ち寄ったオランダは、住んでいる長崎と歴史的に関係が深い国です。

ハウステンボスのモデルにもなったアムステルダムには、今も中世の美しい町並みが保存されています。

Img0026もう閉鎖されてしまいましたが、ハウステンボスには一時ライデン大学の分校がありました。

ところで、オランダといえばレンブラントの故国です。

郊外の運河を見下ろす公園に、レンブラントの像が対岸を見つめながら静かにひざまずいていました。

Img0030

レンブラントは、1606年ライデンの小麦を挽く風車を所有する粉屋の息子として生まれました。

少年の頃、彼の部屋は風車の中にあったそうです。

Img0029

限られた時間の中で、どの美術館を見学しようかと迷った末、オランダ国立美術館を訪れることにしました。

レンブラントの代表作『夜警』をどうしても見たかったからです。

2_3

                              (オランダ国立美術館)

Photo_2

「大きい!」

カベのようなその絵の迫力に圧倒されました。

雷に打たれたような衝撃に立ちつくしていると、不思議な臨場感に支配されました。

まるで、絵の中に取り込まれてしまったような錯覚。

ようやく冷静さを取りもどして観ると、レンブラント特有の光が左上から右下に見事に貫いています。

光に照らされたディテールが、じつに緻密なのです。

とても絵筆によって描かれたとは思えないほどのリアリティを感じました。

中学生の頃、美術の教科書でこの絵の存在を知った時、この作品がどうして名画といわれるのかまったく理解できなかったことを覚えています。

本物を観る機会がなかったら、きっとその時の印象のままだったことでしょう。

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たまたま、レンブラント展が開催されており『エルサレムの滅亡を嘆く預言者エレミア』を見ることができました。

レンブラント25歳、初期の傑作として名高い作品です。

洞窟の最深部で苦悩する預言者エレミアの姿。

左右の岩には、エルサレムが炎上する様子が、騙し絵のように描きこまれています。

あまりに素晴しかったので、ミュージアムショップでポスターを求めました。

今も、職場の部屋に飾ってあります。

そして、いつか出会いたいと願っている作品が2点。

Photo_3

ひとつは、『イサクの犠牲』。

天使の背後から射す光が、アブラハムの顔とイサクの胸を金色に染めています。

その神々しい光に、息を飲むに違いありません。

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もうひとつは、『放蕩息子の帰還』。

晩年の傑作です。

若い時の鋭い線は失われていますが、それぞれの人物の深い内面を余すところなく描き切っています。

静謐な境地に到達していたのでしょう。

いずれも、サンクトペテルブルクにあるエルミタージュ美術館所蔵です。

いつか出会いたいと願っています。

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